”週刊アスキー 5/5号増刊別冊アスキー Google完全本” について
[週刊アスキー 5/5号増刊別冊アスキー Google完全本]
http://ascii.asciimw.jp/books/magazines/wasciiex/20100325.shtml
良い意味でGoogleという企業が
ますます分からなくなったな、
というのが率直な読後の感想でした。
とはいっても、
書かれている記事が分かり難い
ということでは決してなく、
現時点でのGoogleのサービスについて
説明は丁寧に書かれていますし
それらのうちの主要なサービスは
かなり細かく説明もされています。
(私自身なんとなく使っていたGoogleの
各サービスを正しく知る良い機会に
なりました^^)
また最新のAndroidケータイや
NTTdocomoのXperiaについても、
編集された時点で分かっている情報を
掲載してあります。
ただ、
それだけであればどこにでもあるGoogleの
手引き本と何ら変わり無いのですが、
そうではなく、色々な論者の視点を交え
多方向からGoogleという企業を捉え、
まるで解析でもするかのように多様な意見
を惜しみなく雑誌に取り入れています。
そしてそれらの意見で雑誌の方向性が破綻
しているようなこともありません。
こういった労力を費やすことは、雑誌として
当然の使命なのかもしれませんが、それを
各解説も含めたDVDを入れ、この価格で実現
されたのは素晴らしいなと思います。
ただし、そういった内容ゆえに
Googleという企業の本質を自分なりにも解釈
するような作業を、頭の中で試みなければ、
悪い意味でGoogleを混沌としたものに捉えて
しまい、結果的にこの本そのものへの嫌悪感
にも繋がってしまうかもしれません。
単に内容を読むだけでは"結局何なの??"と
感じる人も多いことでしょう。
個人的にとても良い内容だなと思ったのは、
アスキー創業者の西和彦氏とWinny製作者の
金子勇氏の対談のページでしょうか。
これから読まれる方もおられるので
内容はあまり書けないのですが、
西氏についてはASCIIのログインという雑誌
でワンダービットを連載されていた作者の人
と下が同じ名前だな~程度の認識しかなかった
のですが、今さらながらすごい経歴だなと。。
金子氏については知る人ぞ知る天才でしょうか。
今回はじめて知ったのですが、例の事件では
手錠をかけられ京都まで連行されたようですが、
正直ホント京都府警どうなんだろ(以下略
対談は、西氏が金子氏の現在までの経緯と
今後の技術的な展開等について、話されています。
私の勉強不足で詳細な内容の理解には至っており
ませんが、日本の技術者のトップレベルの方が
今何を考えているのか、それを知る事が出来た
だけでも個人的には収穫だったと思えました。
で、敢えて苦言をさせていただけるならば、
今の販売方法にDVDを付録とするのは王道なの
かもしれませんが、DVDをもし付けずに販売が
出来ていたら、価格面でも有利でしょうし
更に当誌の普及が進むのではないか??などと
私のような素人は考えたりします。特に今回の
内容はサラリーマン層に受けそうな気がしますし^^;
最後にまとめさせていただくと、
Googleの捉え方は人それぞれでは
あるけれども、その捉え方について考え
させてくれる良い機会を与えてくれるのが
この本だと思います。自身が文系理系とか
読むにあたってそれは全然関係なく、そして
実用的ですらある本書は、とても読み応えが
ある内容と言えるのではないでしょうか。
閲覧ありがとうございました。
m(_ _)m
http://ascii.asciimw.jp/books/magazines/wasciiex/20100325.shtml
良い意味でGoogleという企業が
ますます分からなくなったな、
というのが率直な読後の感想でした。
とはいっても、
書かれている記事が分かり難い
ということでは決してなく、
現時点でのGoogleのサービスについて
説明は丁寧に書かれていますし
それらのうちの主要なサービスは
かなり細かく説明もされています。
(私自身なんとなく使っていたGoogleの
各サービスを正しく知る良い機会に
なりました^^)
また最新のAndroidケータイや
NTTdocomoのXperiaについても、
編集された時点で分かっている情報を
掲載してあります。
ただ、
それだけであればどこにでもあるGoogleの
手引き本と何ら変わり無いのですが、
そうではなく、色々な論者の視点を交え
多方向からGoogleという企業を捉え、
まるで解析でもするかのように多様な意見
を惜しみなく雑誌に取り入れています。
そしてそれらの意見で雑誌の方向性が破綻
しているようなこともありません。
こういった労力を費やすことは、雑誌として
当然の使命なのかもしれませんが、それを
各解説も含めたDVDを入れ、この価格で実現
されたのは素晴らしいなと思います。
ただし、そういった内容ゆえに
Googleという企業の本質を自分なりにも解釈
するような作業を、頭の中で試みなければ、
悪い意味でGoogleを混沌としたものに捉えて
しまい、結果的にこの本そのものへの嫌悪感
にも繋がってしまうかもしれません。
単に内容を読むだけでは"結局何なの??"と
感じる人も多いことでしょう。
個人的にとても良い内容だなと思ったのは、
アスキー創業者の西和彦氏とWinny製作者の
金子勇氏の対談のページでしょうか。
これから読まれる方もおられるので
内容はあまり書けないのですが、
西氏についてはASCIIのログインという雑誌
でワンダービットを連載されていた作者の人
と下が同じ名前だな~程度の認識しかなかった
のですが、今さらながらすごい経歴だなと。。
金子氏については知る人ぞ知る天才でしょうか。
今回はじめて知ったのですが、例の事件では
手錠をかけられ京都まで連行されたようですが、
正直ホント京都府警どうなんだろ(以下略
対談は、西氏が金子氏の現在までの経緯と
今後の技術的な展開等について、話されています。
私の勉強不足で詳細な内容の理解には至っており
ませんが、日本の技術者のトップレベルの方が
今何を考えているのか、それを知る事が出来た
だけでも個人的には収穫だったと思えました。
で、敢えて苦言をさせていただけるならば、
今の販売方法にDVDを付録とするのは王道なの
かもしれませんが、DVDをもし付けずに販売が
出来ていたら、価格面でも有利でしょうし
更に当誌の普及が進むのではないか??などと
私のような素人は考えたりします。特に今回の
内容はサラリーマン層に受けそうな気がしますし^^;
最後にまとめさせていただくと、
Googleの捉え方は人それぞれでは
あるけれども、その捉え方について考え
させてくれる良い機会を与えてくれるのが
この本だと思います。自身が文系理系とか
読むにあたってそれは全然関係なく、そして
実用的ですらある本書は、とても読み応えが
ある内容と言えるのではないでしょうか。
![]() | 週刊アスキー増刊 Google完全本 2010年 5/5号 [雑誌] (2010/03/25) 不明 商品詳細を見る |
閲覧ありがとうございました。
m(_ _)m
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